【樹氷めぐり】宮城蔵王の希少な自然美「樹氷」を間近に見られる「みやぎ蔵王の樹氷めぐりツアー」(マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわスノーパーク)

【樹氷めぐり】宮城蔵王の希少な自然美「樹氷」を間近に見られる「みやぎ蔵王の樹氷めぐりツアー」(マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわスノーパーク)

【樹氷めぐり】宮城蔵王の希少な自然美「樹氷」を間近に見られる「みやぎ蔵王の樹氷めぐりツアー」(マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわスノーパーク)

体験・スポーツ 取材記事 自然

宮城県と山形県にまたがる蔵王連峰は、希少な自然美「樹氷」を観賞できるスポットの一つです。マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわスノーパークでは、暖房付雪上車「ワイルドモンスター号」に乗って、専属ガイドのトークとともに樹氷を間近に見学できる「みやぎ蔵王の樹氷めぐりツアー」が人気を集めています。
蔵王の樹氷は、針葉樹であるアオモリトドマツに氷と雪が張り付いてできたもの。樹氷は特別な気象と地形の条件下でしか生まれません。例年12月からできはじめ、寒さが厳しくなるにつれモクモクと成長し、最盛期を迎えるのは2月です。
1回2時間のツアーが1日2便用意されており、樹氷めぐりツアーに接続するよう、仙台駅からの送迎バス(有料・予約制)と遠刈田温泉からの送迎バス(無料・予約制)を運行しています。雪道の運転に不安がある方も安心して参加できますね。
出発点となるすみかわスノーパークのレストハウス横に到着しました。ツアーの受付は各時間帯の30分前からです。
樹氷観賞ポイントでは雪道を歩くため、スノーブーツや長靴に履き替えましょう。
時間になったらスタッフさんに案内してもらえます。わくわくしながら暖房雪上車「ワイルドモンスター号」に乗車。車内は通常の冬着で過ごせますが、見学する樹氷原は氷点下10度になることもあるので防寒着をお忘れなく。
通常の雪上車は乗客が向かい合って座るロングシートですが、追加料金でワンランク上の「グランクラス車輛」に変更することもできます。
まるで新幹線のような座席のタイプで、ブランケットの貸出やホットドリンクのサービスなどサービスも至れり尽くせり。片道45分ほどかかるので、乗り物に弱い方や快適に過ごしたい方はこちらがおすすめですよ。
樹氷原までは、ガイドさんの楽しいトークを聞きながら進みます。樹氷についての説明だけでなく、蔵王観光や近隣の温泉などについても教えてもらえ、時間があっという間に過ぎます。ウサギやキツネなど、小動物の足跡も探しながら雪景色を満喫しましょう。
標高1600mの樹氷原に到着です。自由見学時間は10分ほど。見上げるほど高く成長した樹氷は迫力満点!その怪物のような独特な形から、「アイスモンスター」「スノーモンスター」と呼ばれることも。樹氷の真横に立って記念撮影をしましょう。
ガイドさんによると、山形蔵王の樹氷はふっくらとした女性的な形状なのに対し、宮城蔵王の樹氷はシュッとした男性的な形状に特徴があるそうです。見比べてみても面白いですね。
樹氷めぐりツアーの前後の時間には、レストハウス内の食堂でオススメグルメを楽しめます。
帰りのバス到着までの時間には、お土産コーナーを見て回りましょう。すみかわスノーパークのオシャレなオリジナル商品が数多く並びます。
「SUMIKAWA粉雪ショコラ」は、まるで粉雪のようにほろほろとほどける食感を楽しめます。
「樹氷もち」の中身はクリームチーズ。蔵王町はチーズが有名ということで、和菓子屋の熟練職人が手間暇かけてクリームチーズを包んで作りました。凍っているので、帰りのバスの中で温めてからいただきましょう。
蔵王の冬の厳しい寒さや風の強さを肌で感じながら、自然が生む希少な芸術品「樹氷」を見られる「みやぎ蔵王の樹氷めぐりツアー」。冬の蔵王にお越しの際には是非ご参加ください!
住所
宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字倉石岳国有林内ゲレンデハウス
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