丈六阿弥陀如来坐像(じょうろくあみだにょらいざぞう)
歴史・文化
平安末期につくられた町内最古の阿弥陀像。
平安時代末期に作られた町内最古の阿弥陀像です。もとは平沢字丈六にあった阿弥陀堂の本尊で、奥州藤原氏によってまつられていました。丈六とは像の身長が一丈六尺(4.8m)という意味です。
平安仏が数少ないこの地方にとっては貴重なものであり、昭和49年に宮城県指定文化財になりました。
蔵王町平沢地区の「保昌寺」にある丈六阿弥陀如来坐像は、総高3.79m、像高2.88mの威容を誇り、平安末期につくられた町内最古の阿弥陀像です。平安仏が数少ないこの地方にとっては貴重なものであり、昭和49年に宮城県指定文化財になりました。「平泉中尊寺金堂」の阿弥陀に似ていることから、藤原仏教文化のものといえます。江戸期に入ってからの修復で、頭部と胸板以外は全てつくり直されました。
- 郵便番号
- 989-0831
- 住所
- 刈田郡蔵王町平沢字諏訪舘28-1 保昌寺内
- 電話番号
- 0224-33-2328(生涯学習課文化財保護係)
- 交通アクセス
- ミヤコーバス「平沢」バス停下車、徒歩3分
- 予算目安
- 無料
- 駐車場
- 有り